子育ては我慢の連続かもしれない。でも諦めたら楽になることもある
母親業はまだまだ未熟者のわたしです。
子供を育てるのって誰でもできると思っていました。
だって平安時代だろうが戦前戦中だろうが貧しい国だろうがいつの時代も女は子供を産み育ててきたから。
産めよ育てよの時代に一人の女性が子供を4人5人産んで育ててきているのを知っているから。
生活が便利になったこの時代なのに子育ては全然、楽じゃない。
子供が小さく外食が思うようにできない時期に「ゆっくり外食がしたい」とずっと思っていました。外食できないことがかなりストレスでした。
出先でのお昼時、今までならすぐお店に入って「食べよう」となっていたところ
子供がいて落ち着かないから
家で食べよう。とか、買って車で食べよう。になるわけですから。
じっとしていられない子供を連れて外食なんて行ったらゆっくり食べられるはずがないとわかりつつ
ある日どうにかなるっしょ!と気合いで連れて行きました。
席につくまでかなり待たされました。その間飽きないようにあの手この手で相手をし、席についてからも食事が出てくるまで待たされ食べている間も落ち着かずもうストレスMAXを通り越して本当にヘロヘロ、ヘトヘトになって疲れきってしまったのです。
その帰り道、車に揺られながらわたしはやっと腹を決めたのです。
やっと…。
子供が落ち着いて外食できるまで外食はしない!と。
数年間は外食を諦めることにしました。
腹を決めてからストレスがかなり減りました。
出先でのお昼時、外食したいと思いながら外食ができないのと
外食はできないんだから仕方がないじゃない。外食代が浮いてラッキーと思うのとでは心の余裕が全然違いました。
子供にあまりテレビを見せたらダメなんてこと子供がいる人だったら誰しもが知っていること。
何をやるにもまだ完璧にできない子を旦那が帰ってくるまでの12時間一人で相手をしていました。
なるべくテレビはみせないように。
毎日疲れ果てていました。
もうこだわるのはやめて諦めました。
毎日何十時間も見せる訳じゃないんだから相手をしたくない時はテレビを見せてその間好きなことをしようと。
テレビをあまり見せてはいけないと思って見せている時は罪悪感がありましたが
「ママが疲れていてリフレッシュをするためなんだからテレビを見せてもしょうがない」
と腹を決めてからは1日が長くて長くて疲れ果てていた毎日がほんの少しだけど楽になりました。
最近、「ママだけど諦めたくない」とかそういう文言が多いように感じます。
《あきらめる》って言葉はマイナスに捕らえがちですが
時にはあきらめて腹を決めると今までのモヤモヤが一気に晴れる時があります。
出来ないこととか
やらなきゃいけないこととか
辛いなら諦めることも大切です。